日々の生活の中で自分の事を見つめ直す時間がいかほどあるか。全く無い、ほとんどないという人が多いのではないだろうか。
その理由として挙げられるのが、忙しくて、時間がないなどの言い訳だ。
果たして本当に、忙しく、時間がないのだろうか。
たぶん、本当にそうなのだろう、本人のいまの能力と意識ではと、私は思う。
忙しくても、あなた以上にやれている人がいるんだからという事を言われたりするが、そのような他者との比較で図っても、何もならないというのが私の意見だ。
他者は他者、自分は自分だ。比較するなら、いまの自分と、これからの自分を比較した方が、健康的だ。他者と比較すると、自分ができていない、ダメだと暗く内にこもってしまいがちになり、成長に繋がらないので、私は比較するべきでないと考える。 忙しくて自分を見つめ直す時間がないという人は、『いまを精一杯(大事に)生きる』という意識が低いのだと思う。
いまを大事に生きようと思ったら、常に自分と向き合い、いまこの時何をすべきか、何がしたいかなど、自分を見つめ直す時間が一気に増えるからだ。
なぜ、自分を見つめ直すことが必要なのか。それは、自分の進む道を間違わないためだ。
いまの時代は、様々な誘惑、情報、やらなければならないことなどが溢れていて、本当にすべきこと。したいことに向き合うことが難しい時代だ。
だから、本質的なことに向き合いたい、自分で人生のコントロールを取り戻したいという人が、『いまを精一杯(大事に)生きる』為に、自分のことを見つめ直すのである。
その方法は、瞑想や、マインドフルネス、人によっては、日記であったり、走ることであったりするが、本質的なところは、自分の心と向き合う時間を持つということだ。
その自分の心と向き合うことを通して、自分がどう生きたいかという問に、答えることで、いまを大切に生きることができるようになり、自分で人生をコントロールすることに繋がる。
たぶん、断捨離、選択肢を減らしてルーティンを増やす行動や、ミニマリストが流行っているのは、本質的なことに集中したいということを思っている人が多いからだろう。
皆、断捨離は、物を捨てることで、物質的な環境を整える行為の中で、自分の人生と向き合う行為を通して、本質に触れることができるので、ハマってしまうのだろう。
選択肢を減らしてルーティンを増やす行動や、ミニマリストも同様で、その活動の中で本質に触れることができるからだ。
殆どの人は、未来を良くしたいと頑張って生きてはいても、いまを大切にして、自分と向き合って、どこに進むべきかわかって、生きている人が少ない。
だから、いつまでも望む人生が歩めないことの苛立ちを抱えて生きている。
覚えておくべきは、未来をみて、いつか良い人生をではなく、現在を自分の心の赴こままに精一杯、大事に生きることから、未来が良くなることを知ることだ。
大事なのは、いまこの瞬間であり、他の誰でもない自分自身の心であることを知り、その心を大事にして生きることだ。
忘れがちになることだが、いまを大事に生きる、これに勝る人生訓はないように思う。