古い32bitのPCにchrome OSとLinux mintのデュアルブートできる環境にして動作状況を確認した。
以前より、古いPCにNerverwareのcloudready(chrome OS)を入れて使っていた。当初使っていたWindows7より動作が軽くある程度満足はしていたのだが、それでもネットの閲覧、動画再生などはある程度できるといった感覚でモッサリとした動きでWindows時代よりは動きが速いとは感じられるが不満もあった。
chrome OSは早いと言っても、単にネットサーフィンをするだけのPC端末と割り切ったら、起動は早くて重宝するが、タブレット端末には負けるという中途半端な性能であった。
ブログなどの執筆に使えないわけではないが、文章を入力するなど多少の負荷が掛かる作業が加わるとchrome OSが重くなって文字変換がカクカクとしてもたつくので執筆作業となるとストレスが多くなり仕事で使うには力不足は否めず、どうにか仕事に使えるレベルにならないか模索して行き着いたのが、Linux mintを入れことだった。
なぜ、その様な考えに行き着いたかというと、chrome OSは軽くて早いというので古い32bit PCで使用していたが、同じ様に軽く早いといわれるLinuxを入れてどちらが早くて軽いのだろうかと疑問に思ったからである。
まず実験した結果からいうと、試したことは大正解で、現役で32bit CPUのPCを動かせるLinux mintはchrome OSよりも軽くて動作が早く、文字入力などでもたつくことも無くメインPCとしても使えるレベルに蘇った。
chrome OSとLinuxならLinuxの方が軽くて動作が早いことがわかった。Linuxはソフトも充実していることもありPCとしてやれる事の幅も広いことを考えると、現在、chromebookが人気になっているが、中古などの古いPCにLinuxを入れて使った方が実用的であると思う。
もしもchrome OSとLinux、どちらを古いPCに入れようか迷ったら私の経験からLinuxを入れることをお勧めする。
そして32bit CPUの古いPCをお使いならLinux mintが良いだろう。
古いPCが実用レベルにまで復活して使える様になる喜びはなんとも言えないものがある。眠っている古いPCがある人とは一度試してみてはいかがだろうか。
ではでは。