日付:2020年12月18日
Chromebookを使い始めて数日。アプリの動作チェックや操作感の確認など、いろいろと触ってみていたが、1つだけ気になる問題があった――WiFiが頻繁に切れるのだ。
しかも、他のPCやスマホでは問題が出ていないのに、Chromebookだけが頻繁にWiFiから切断されるという、非常に限定的な症状だった。
試してダメだった対処法たち
最初に疑ったのはDNS。
接続が切れる際に「ホストを探しています」や「DNSエラー」が表示されることが多く、Googleの接続診断でも同様のエラーが出ていた。
そのため、DNSを自動設定からGoogleのパブリックDNS(8.8.8.8など)に変更。
しかし、改善は見られなかった。
次に試したのがWiFi帯域の変更。
5GHz帯を使っていたので、2.4GHz帯に切り替えてみたが、やはり変わらず。
ルーター側の問題も疑ってみたものの、他の機器では問題なく使えているため、「ハード的にChromebookと相性が悪いのか?」と半ばあきらめかけていた。
きっかけは“マックでのテザリング”
そんなとき、ふと思い出したのが、数日前にマクドナルドでスマホのテザリングを使ってChromebookをネットに接続していた時のこと。
その時はWiFiが一度も途切れなかった。
このことから、**Chromebook本体ではなく、自宅WiFi環境に問題があるのでは?**という新たな仮説が浮かび上がった。
原因は“チャンネルの混雑”だった!
すぐにルーターの設定画面を開き、WiFiのチャンネル設定を「AUTO」から固定に変更。
しかし、どのチャンネルを選んでも症状は改善されず……。
そこで、**Androidアプリ「WiFiアナライザー」**を使い、近隣のWiFi電波状況をチェック。
その結果、最も混雑していないチャンネル&電波の強いチャンネルを見つけ出し、それを手動で設定してみたところ――
途切れる症状がピタリと収まった!
まとめ:WiFiトラブルは「ルーター」を疑え!
今回の一件で強く感じたのは、ネット接続のトラブルは、意外と「PC側」ではなく「ルーター側」に原因があることが多いということ。
実は過去にも、iMacでWiFiが不安定だった時、原因はルーター設定にあった。
今回もまた同じパターンだったわけだ。
「他の機器が普通に使えてるからルーターは関係ない」と思い込まず、チャンネル設定や混雑状況を見直すだけでも、驚くほど安定する可能性がある。
WiFiの不調にお困りの方は、ぜひ一度、ルーターの設定を見直してみてほしい。
では、では。
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