自己信頼について



 自分を信じることが出来ずに、前向きに人生を生きられないと悩む人も少なからずいるだろう。

 私もそんな一人だった。だが、いまは以前ほど、自分を信じられない気持ちは薄れて、自信を取り戻し始めることができた。

 今回は私がどのように自己信頼を高めていったのかを書いてみようかと思う。

 気持ちを前向きにしてくれる、ポジティブな考え方の指南本として自己啓発本を利用する人は多いと思う。なかには、そのような本のお陰で人生が変わった、前向きに生きられることができるようになったなど、その有用性を挙げる方も少なからずいるが、私の場合は、一時的には、ほぼ読んだ直後には気分が高揚して、自分の可能性が無限に広がっているなど、心地よい励ましの文章に触れると、何でも出来るような気分には、その瞬間だけはなるが、決して長続きはしない。それどころか、自己啓発本で一時的に気分を無理やり上げた為に、何かよくないことがあったり、情けない自分を少しでも感じて、気分が落ちてしまうと、上がっていた分、沈みかたが深くなり自己肯定本を読む前より、ひどい状態になることが、しばしばあった。

 折角、気分を上げたい、前向きに生きたいと自己啓発本を読んだはずが、落ち込む毎日。そこで理解したのは、自己啓発本は読んだだけでは、気分を上げる効果はあるが、それ以上のことは何ももたらさないということだ。

 自己啓発本が悪いわけではない。安易にその様な本を読んで気分を上げて良しとするやり方が悪いのだ。

 自己啓発本の正しい使い方は、その本で学んだことで自らの抱える問題に効果がありそうな教えや、自分が感銘を受けた教えを、何か一つを身につけることにある。自己啓発本には大きな思想が一つと、それに付随するものや、関連する小さなノウハウがあるが、基本的は小さなノウハウは気にせずに、その作者が開発した大きな思想のみを身につけることを目指すべきだ。

 そして重要なのは、それを実践することにある。人は知ったから、頭で理解したからと言って、それだけで変われるものではない。何度も実践して身につけて自然とその思想なりを実践できてこそ、それが身につくのである。

 それではまず、どうすればいいのか?

 それは、初めに日記をつけることをお勧めする。日記を書くことで、自身の心の動きを掴む、問題を認識すること、理性で問題を解決できる場合も少なくない。なので、ひとまず日記に気持ちを打ち明けてみてはどうだろうか?日記など書くという行為には、それだけでストレス発散の効果があるとも言う。その上で、自分の当面の問題を認識して、その解決策に役に立つ、思想がある自己啓発本を見つけたならそれを、実践すればいいだろう。
 そして、自身の成長の経過も日記につけるとより効果的だ。

 これが、私の自己信頼の方法である。このように日記をつけることによって、自分の現状の状態を日々、確認して小さな改善を行っていくと、自ずと様々な問題が解決に向かっていき、自然とポジティブな気分にもあり、自己肯定感があがるだろう。

 ただ一つ、注意したいのはなによりも根本的なこと。つまり、自己信頼、云々の前に、ポジティブで前向きな人生を送る為には、健康な体が重要であり、必須な条件だ。

 だから、もし健康に問題を抱えていたり、不健康な生活をしていて、体が弱っていたら、肉体改善からすることをお勧めします。

 基本は、食事を健康的なものを適量を食べることを心がけて、運動は筋トレとストレッチ、後は歩くこと。できれが、マインドフルネスなどの瞑想の類をすると、精神的にも良いだろう。

 体が変わると人は本当に気持ちも簡単に変わる生き物である。騙されたと思って、肉体改善を行ってもらいたい。筋トレは最強。すべての問題は筋トレで解決すると言った本が出ているが、そう言っても嘘にならないほど、体につられて人の思考は前向きに変化するものだ。そうすれば大抵の問題は、ポジティブな行動で解決できる。


 皆さんも、自己肯定感を高めて幸福で幸せな自分を偽らない前向きな人生を歩む為に、行動してはいかがだろうか。これが私のやり方ですが、参考になれば、光栄です。