怒りについて

 

 悪態、嫉妬。ある一定の嫌いな人物をみると、身体が自然と反応してしまい、口で暴言を吐いたり、嫌な気分になったりする。この生理反応は長い間を掛けて、身体に染み付いたものと言っていい。全ては、自分の感情から始まり、繰り返し自分の身体に教え込んできた悪い習慣だ。
 悪意の対象となる人物が、毎回、なにかを自分に対してやっているわけでないのに、こちら側が一方的に、攻撃的になり、悪態をついてしまうと言った具合だ。
 根本的なものは、過去に、その悪意の対象となる人物から不快なことをされたことが、始まりではあるが、その悪意が今の状態になるまで増幅させたのは、自分自身だ。
 頭ではそのことを、理解しているし、何も起こっていないのに反応的に不快になったりするのは、自分にとって不利益でしかないのは、わかっているが、なかなか反応を止められない。どうしたらいいのだろうか。
 感情をコントロールする事とは、なんて難しい事なのだろうか。
 人より、神経が太くて、怒らない性格だと、思っていたが、実際は、そうではないようだ。
 無駄に不快な感情でエネルギーを浪費しないために、その怒りの感情になっている
部分を毎回、浄化する必要があるのではないだろうか。それをせずにいた為に、心がその感情を引きずって、その不快な対象と会うたびに、思い出されて、その不快な感情が
強化されるといった悪循環に陥っているのだ。
 数多くはいないが、複数いる嫌いな人物に対して、一人ずつ感情の折り合いをつけていこう。
 まず最初は、下の階の人間のこと、過去に色々あった諍いから、不快に思っているが、もし、自分が下の階の人間だとすれば、自分がしてきたことは、諍いの原因となって当然のことであるとの認識を持つべきだ。そして、笑顔で挨拶とはいかなくても、不快な顔を相手に向けることは、やめよう。
 次に、以前、駐車場で隣り合っていた相手にのことである。車を傷つけられたことが原因で相手に不快な感情を持っている。この事は、自分では、相手に非があるとおもっているが、客観的に法律などで考えるなら、相手が認めていない事、物理的な証拠がないことから、相手の責任を立証できない点で、素直に諦めることだ。感情面での折り合いは難しいが、理性面で折り合いをつけて、感情を抑え込みたい。
 この人物に対しては、この車の件から、始まり不快感がどんどん募って、車を何台も乗り換えたり、駐車場を二台使用したりとすることが、生意気だと思うようになった。嫌いな人間だから、見かけるたびに、負の感情が強化されここまで発達させてしまった。
 この人物が、何の車を乗り、何台駐車スペースを持とうが、自分とは関係のない事と、理性的に理解して、無駄な感情を抱かないようにしなくては、ダメだ。
 嫌いな相手のせいで、より自分の人生の質が落とされるのは、二重に損なことだ。

 はやく、折り合いをつけて、より有意義な生活環境を再建しよう。