若者とサブスクリプションサービス

   ネットメディアの記事によると、いまの若者は車や洋服などにお金を使うより、サブスクリプションサービスに課金する人が多いとのことだ。
 消費しない若者を捕まえ、車離れ、ビール離れなど何かと昔と比べると今の若者はという論調は時代が変わっても変わらない。
 昔と現在では、日本の経済的な状況も、文化的な背景、技術発展の度合いも違いがあり、違うのが当たり前だ。常に変わらない価値、流行、文化など存在しない。
 常に、経済的、技術的、文化的な変化によってその時代における何が重要視されるものが異なってくる。
 それでいま価値が高いのは、スマホであったりサブスクリプションサービス等の情報・サービスなのである。
 ただ単に、昔より情報の価値があがった。情報を消費することに価値を大きく感じる世代になったということだけだ。まぁ、若者世代に優しい定額で小額で使えるサービスであることも寄与しているとは思うが。
 だから、いまの若者は消費しない、物欲が少ない、貪欲さがないなどと、ひと括りに無欲で活力がないなどとする論調は頂けない。
 いまの若者は時代の潮流を正確に反映して、理性的に情報の価値を認めて、物質的な物欲より、デジタルな情報に価値をおいているにすぎないのだ。
 なぜなら、音楽のCDを買うより、定額で何千万曲を聴き放題の方が、色んな曲を一つの端末で定額で好きなだけ聴けることは、効率的でコストパフォーマンスが高いことをりかいしてるから、使っているのだ。
 わたし自身も、もうこれ以上、新しいメディアでの音楽購入はしない予定だ。
 なぜなら、音楽メディアの時代の流れを考えれば歴然なのだが、メディアが変遷するたびに買い換えることは、不経済で無駄な行為だからだ。
 カセットテープ、ミニCD,CD、LD、MD、DVDと、メディアは変遷していき、その時々で、メディアの移り変わりと同時に、音楽の買い直しが必要になったりしたことを思い出してほしい。
 わたしはその世代なので、今までどれだけお金をつかったか、わからないことを考えると、サブスクリプションは定額で何千万曲も好きに聴ける、買い換える必要もないサービスがあるのため、メディアの購入の必要性を感じなくなってしまった。
 例え買ったとしても、データでの購入になるだろう。データなら購入時の音質でずっと聴くことができる。
 まぁ、少し話はずれたが、若者がサブスクリプションサービスを利用するのに抵抗がないのは、当然の帰結であるということだ。
 だから、若者は理性的に時代に即した判断をしており、なんら言われるような世代ではないと言いたい。
 若者らしくいいものに敏感に飛びつき、利用しているだけだ。
 サブスクリプションサービスは、全ての人にとって良いサービスだ。だから、様々なところへサービスが広がってきていることに、嬉しさを感じる。
 次にどんなサービスが出てくるのか楽しみだ。