未だに変えられない家事は女性がするものという考え方
独身でいると生活力が低下しがちだ。一人でいることで金銭的な余裕がある事もあってか、誰の目にも触れないためか、なんでも簡単に済ませる。お金でできることは、お金に任せてしまいがちになる。 それでは独身でいるメリットの経済的な余裕があることを、生活力の低さで無駄にしてしまっている生活習慣を送っている独身者は多い。 特に、男性は炊事・洗濯・買い物といった家事をする生活力が極端に低い。日本は父系社会で、未だに男性が社会的に強く、家事全般は女性がするものといった認識が、若年層の若者にも浸透している。
その為に、大人になっても炊事・洗濯がまともにできない男性も少なくない。できて洗濯ぐらいとか、炊事もインスタント・ラーメンを作るぐらいとか、その程度であったりする。
男性に比べて女性は生活力が高く、家事全般を普通にこなせる女性が大半である。学校での学びに違いがないので、ひとえに家庭環境が問題なのであろう。
母親が家事は女性だけがやるものだと思っていなくても、実際に家で男子に教えなければ、女性の仕事であると教育しているのと同様だ。
いまの時代は、晩婚化の影響で独身でいる時間が、いままでより長くなっているので、生活力のある・なしが、その後の経済的な面、健康面などに大きく影響を与える時代になっている。
だから、現在独身の男性も、これから大人になる男子も、生活力身につける教育を受けるべきだ。
生活力が低いことの弊害
私自身は独身で四十歳を超えるというのに、未だに家事に関しては毎日が勉強であり、発見も多い。つい最近も、衣服の臭い対策には、酸素系抗菌洗剤が良いというのを知ったばかりだった。長年、タオルやTシャツなどの臭いに悩まされていたので、なんでもっと早く知らなかったのかと、嘆いたばかりだ。
とまぁ、独身で一人暮らしが長い私でも、家事に関して知らないことが多い。独身男性なんてそんなものだ。
だが、そんなものとかたずけてはならない。なぜなら、生活力があると、なしでは、これからの時代には大きな影響が出てくるからだ。
まずは健康面だが、晩婚化の前の時代は、大学卒業から数年間の社会人経験を経て、結婚に至るという道筋の中、結婚までの数年間だけ、独身時代に不健康な生活力が低っく不摂生で浪費型の生活をする。
だが、いまは晩婚化が進み、結婚までに独身で生活する時間が、十年以上なんてのは珍しく無くなった。数年でも生活力の低い、不摂生な生活は身体に悪いのが、十年以上となると、かなり深刻になってくるので、早期に生活力を上げる為に家事全般を学ぶべきだ。
独身の生活力の低さ、食事を自炊しないで、コンビニ弁当、外食に頼る生活は確実に寿命を縮める。統計で、独身者と家庭持ちでは、寿命が違うことからもハッキリしている。
次に経済面であるが、生活力が低い人の生活といえば、食事では、出来合いの物を買って食べたり、外食に頼りになり、エンゲル計数が高いのが特徴だ。
また、生活面の困りごとを大抵お金で解決することで済ましていることで、食事以外の生活費も多く掛かっている。例えば、クリーニングになんでも頼ったり、家事代行、便利屋を利用したりといった具合に。
その為、折角の独身であることのメリットであるはずなのに活かせずに無駄にしている。本来なら金銭的に余裕があることを賢く利用して投資に回したり、貯蓄に回したりと、将来の糧とすることできるのに、いつも経済的に苦労している独身男性は少なくない。
その為に結婚資金が貯められない、生活と自分の好きなことをするだけで、経済的に精一杯で恋人を作る余裕がないなど、結婚できる資金的な問題があると感じていて、いつまでも結婚ができずに晩婚化が進んでいるように思う。
生活力の低さは、経済的、健康面、結婚というライフイベントにまで影響するという認識を持つべきだ。
だから、独身の男性は特に、生活力を身につけて生活の立て直しが必須だ。生活力が上がれば経済的、健康面、結婚に至るまですべてが好転するだろう。
生活力の向上が何よりも良い投資の理由
生活力が低いと、食事の不摂生から寿命を縮める。つまり、逆を考えると、生活力を上げると寿命が減らないか、より良い生活習慣を身につければ伸びることもできる。生活力を上げる事は、経済的に見てかなりの良い投資と言える。
まずは、寿命が伸び、健康でいられることで、経済的な恩恵をかなり得られる。稼げる期間が伸びる。医療費が減る。身体が健康なら良いパフォーマンスで仕事が出来て出世に繋がるなどと、言った大きな面。
ちゃんと自炊することで、生活費の圧縮ができたことで、できた金銭を自己投資、投資、貯蓄に回せることで、将来には何倍にもなって経済的なリターンを得られる可能性を持つことができる。
生活力があがり、健康になり、経済的に余裕を生み、自己投資ができるようになり、生活も清潔に身綺麗になれば、結婚相手を見つけるのにも困らなくなるだろう。
そうして好転した人生の幸福感の高い人生は、投資のリターンとしては何よりも高いと言っていいだろう。
だから、独身の男性、これからの男子には、生活力を上げることを学んで欲しい。日常生活で必須の家事全般スキルほど役に立つものはない。
これは女性の仕事ではなくて、人として身につけるべき必須のスキルとの認識な社会になるべきだ。
そして、これからの子育てには、男女関係なく家事全般を家庭で教育していって欲しい。 また、学んでくることができなかった、独身の男性の諸君には、生活力を上げる為に、家事全般を学ぶことを行なって貰いたいと思う。