読書であなたの抱えている問題がわかる!


 長らく読書を経験していると、なぜか必要な時に、必要な本に出会えたり、また、偶然に選んだ本に、人生を変えるような知の出会いがあったりと、不思議な体験をすることもある。
 それが読書の面白さでもあり、日常の中の人との出会いに似た、面白さがある。
 人との出会いも読書も一期一会であり、出会いを大切にすれば相手から何かしら得ることができ、有意義なものになる。
 しかし、ご縁を大切にしないで、適当に扱うと、何も得るものもなく、ただ時間の無駄だったなどと、片付けてしまい、ダイヤの原石を溝に捨ててしまうような行為になりかねない。
 どこかの記事で読んだのだが、速読はあまり約に立たない読書法なのだそうだ。記憶にも残らないし、読み飛ばしが多すぎて、読者本人にとって特に大事になる文章などが、拾えないので、意味がないのだそうだ。
 確かに、そう思う。読書とは、何が大事といえば、読んだ本の中に、自身が気になったり、心に響いたり、約に立ちそうだと感じる文章から、為になる思想をいくら得られるかだと思うからだ。
 なので、速読とは、人の出会いで言えば、人の上っ面だけ、第一印象だけで判断して、それですべてわかった気になっているような状態であり、関係を築く努力もせずに、何も得られるものがないと、突き放し、ご縁を大事にしないようなものだ。
 だから、読書は、その読む本とのご縁を大事に、真摯に向き合い、どこに惹かれる部分があるのか、感心するのか、同意するのかと、じっくり読み解かない限り、自分にとって重要なことは何一つ得られないだろう。    本の中で重要だと思える箇所は、本人が抱えている問題である。なので、漠然と不安を感じていて、どんな問題を抱えているか、わからない人は、読書をすべきである。
 そうすれば本を通して、重要だと思えることから、自身が抱えている不安であったり、問題であったりが、見えるようになるだろう。
 私も、よく読書を通して、自身の不安や何に関心が上がっているのか、どんな苦しみを抱えているのかを知るときがある。
 そして、その苦しみを癒やしてくれる答えも本が与えてくれる。  だから、読書とは、その本を読んで作者の思想を知ると同時に、自らの心の状態であったり、問題を知るためのものであるので、悩みがある人ほど、読書をおすすめしたい。
 はっきりいってどんな本でも構わないと思う。かならず、人が本を手にとる時に、どの本を取るべきかを、直感的に判断して、最適な物を取ることができると、私は思っている。
 だから、やるべきことは、気になった本を開き、本に没頭して、読み進めることだけだ。そして、気になる文章を必ず、メモ帳等に書き写すことで、どんなことに関心があり、心がどんな状態であるか、どんな問題を抱えているかなどが、詳らかにされるだろう。
 そうすることで、自身をより知ることができ、不安が顕在化することで、対処をするすべもわかるようになる。
 読書をするときは、どんな文章に、どう感じたかを大事にメモを走らせながら読書をすると、今まで以上に読書が楽しくなることは、間違いない。
 ぜひ、読書を通して、自身を深くする読書の旅を、はじめてみてはどうだろうか。