日記ブログで何がしたかったのか?



 世間に公表する日記ブログとは何だろうか。ただ単に個人の人生の記録をネット上にあげることは多くの人に、役立つことではないかもしれない。だが、最低限、自分と他、多くないが誰かには役にたつかもしれない。

 では、より役にたつ日記ブログにするためには、どうすればいいのか。

 個人の人生の記録以上のものを発信することで、公に役にたつ内容にすることが必要なのではないだろうか。

 公に役立つ内容とはなんだろうか。個人が発信する内容でありながら、個人的にはなりすぎずに、読者を意識した内容を書くことが大事なのだろう。

 たとえ内容がありがちな日常の風景でも、日々の起こったことでも、作者自身の感性で描写した日常が、読者には新鮮に映ったり、面白く思ったり、考えさせられたりすることができれば、それはもう個人的な内容のもの以上になるのでは、ないだろうか。

 それでは、私のブログはどうなのだろうか。

 日々、ブログに何を書こうか、人の役に立っているのかとかを悩み、何の為にブログをやっているのだろうかと自問自答したり、自分の書いたものが、私的すぎず、読者に届く内容になっているのか、何を書くべきなのだろうかを悩んだりで、悩みが尽きなかった。

 そんな私がこのブログの形態をパーソナルな日記として名打っているのは、個人で感じたり、考えたりした、日々の出来事からの学びや感動を書きたいと思ったからだった。

 なので、他のアフィリエイトのサイトが乗せいているような、辞書、辞典的な一般知識、情報のまとめやハウツー的な情報を書く為ではなかったのだが、気がつくと、他のサイトと同じようなことを、役立つ情報だと思ってあげてしまっている時があったように思う。

 私という個人の目を通して、感じる世界で、どう考え、どう感じ、何を学んだか、経験したかを日記形式のブログで伝えるためのに始めたのだ。

 なのに、ここ何週間か、何を書くべきかを悩み続けて、筆が止まっていた。

 このブログは私個人の感覚、感性、思考を発表する表現の場であるのに、単にアクセス数にばからい気をとられて、どんな記事を書くべきかを考えて書けずにいた。

 だが、今、この文章を書きながら、気をはらず、私自身が、思うまま、感じるままに、書くことが大事なのだと、やっと思い出せたように思う。

 これからはしっかりと、自分というフィルタを通した、私オリジナルな情報を、表現を発信することが大事なのだと、忘れずにやっていこう。