生産性をあげるために時間の管理を変更した件


近頃では働き方改革が取り沙汰されている。その中で議論の的になるのが、日本の生産性の低さである。
 先進国でも最低レベルに低い生産性と言われてる。それを自分の生活でみた場合には、素直に納得できるくらいに生産性がない日々を送っている自分自身をよく知っている。
 今の私にある仕事とは、決まった時間働き、決まったことをやり遂げることである。
 そこには一部も生産性が入る余地がなかった。疑問にも思うことがなかった。
 特に、クリエイティブな仕事は時間が掛かるものと考えて、全身全霊を掛けて、寝ても覚めても仕事から離れない姿勢こそが、クリエイティブとさえ考えていた。
 そんな生産性など皆無な世界で仕事をしていた。
 けれども、世間で生産性が話題になる中、薄々、自分の中でも問題を抱えていることに気付き始めていた。
 それは掛けた時間に比べての成果の低さを、質的、量的にも効率性の悪さを感じていた。
 それでもクリエイティブとは、そんなものと目をつぶる日々であった。
 だが、経験的に、集中してやれば、大抵の仕事は二割ほどの時間で八割完成できることを知っている。クリエイティブ、クリエイティブと言って、うだうだ、悩んでいる、気乗りしなくて、始めないだけで、始めたら、意外とあっと言う間に終わるもの。
 要は、集中して即、やり始めれば大抵こなせる。仕事の八割は、無駄に浪費しているだけのことが多いことを認めよう。
 そこで生産性をあげることを誓って、どうすればいいのかを考えた。
 まずは、やりたいこと、やるべきこと、やらなければならないことを、箇条書きにしてあげていった。
 やりたいことは、健康の為の、筋トレや柔軟であったり、本を読むこと、勉強することなど、やるべきことは、仕事。やらなければならないことは、家の掃除などの雑務などである。
 それらを一つ、一つリストにあげて、一日にやる事と、その所要時間を最小が十五分単位で最長九十分として、時間を割り振った。
 そしてできたのが、次のリストだ。  ・日記 15分  ・勉強 30分  ・筋トレ、柔軟 15分  ・休憩 瞑想 15分  ・仕事 90分 三回  ・ブログ 60分  ・読書 60分 ・掃除 15分
 合計 休憩を除く、八時間。
 仕事の時間を、四時間半まで短縮して、他にやりたいことを捻出した。
 寝る時間、八時間、仕事と他やることで八時間、そして食事、自由時間で八時間と時間配分を決定した。
 仕事を圧縮した結果、やりたいことを仕事をしていた時間に詰め込み、それ以外にも自由な時間を八時間を確保するという、時間的な余裕がたっぷりあるものにした。
 これだけ自由な時間があれば、毎日好きなアニメや映画、ゲームができたり、飲みにいけるだけの時間がある。
 あとは実際に、短時間で仕事を終えることができるかに掛かっている。
 今までは、最低八時間、長い時には十二時間以上を仕事に割いていた時間をなくした。
 単純に十二時間ほどを四時間ほどに短縮なので、三倍の生産性で臨まなければ達成できない。
 実際に、このタイムシフトで上手くいくかは、まだわからないが、暫くの間は、この実験を継続してみよう。
 これが実現できたら、理想的な仕事の仕方に近づける。理想は、一日、三時間の仕事。それ以外は、自由な時間というのを目指したい。
 その為の布石の第一歩である。どうなることやら。