災害多発時代のリスクを考える

2019/10/12に接近予定の台風19号の規模とルートが、1958年9月に首都圏や静岡地方に甚大な被害をもたらした「狩野(かの)川台風」に匹敵するとのこと。
 災害多発時代のリスクを考える台風15号は、千葉で大停電を起こし復旧に想定外の時間が掛かるなど世間を賑わせた記憶は新しいと思う。
 今回は、前回の教訓を活かして前回以上に台風に対しての備えが全国的にされるようだ。鉄道なども前回同様に計画運休に踏み切る予定で、その影響から休店にするお店が続出している。
 こうも台風で電車が止まり、お店も閉まることが当たり前みたいな時代になってくると、台風などの災害が経済に与える影響が以前にまして増大傾向なことが心配になってくる、そこで災害多発時代のリスクについて考えてみる。
  地球温暖化の影響による気候変動から、今後も自然災害が拡大と増加が起きれば、様々なところに影響がでてくるのは否めない。
 その結果、次第に災害に何度も合う危険地域も顕在化すると、地価の下落や、災害に弱い戸建て住宅の価格が下落する恐れがある。
 そして、年々威力が増している自然災害に耐えられるだけの、住宅性能がない戸建住宅の被害が拡大していることもあり、火災保険などの災害保険は値上がり傾向にあり、今後もあがってリスクもあるだろう。
 今後の災害多発時代に備える為には、まず災害に頻繁に合う危険地帯に住むことを避けること、戸建住宅に住まないこと。住むのはマンションだが、地階は避ける。火災保険などは一括で長期加入で値上がりリスクを避けるのが、いいのでは。
 現在の都市機能では、大雨など処理できないなど、災害に対して都市機能、住宅機能が追いついていない状況では、災害に強い、マンションなどでしか、リスクを対処できない状況だ。
 戸建住宅では台風の強風で損壊する可能性が高く、その度に生命のリスクと経済的なリスクを負う可能性が高く、これからは戸建て住宅では安心して住めない時代になっていく恐れがある。
 そんな中、現在でも自然災害が日常化している日本で、経済的な影響が大きい買い物である住居を選ぶ際に、戸建てを選んでいる人たちは、自然災害に対してのリスクを負うことを理解した上で買っているのかとが心配になります。
 現代は、生命と財産を守る住居、住環境選びに自然災害の備えが必要な時代だと思います。洪水、台風、地震に耐えられるマンション一択しか、今後の住居選びはないように感じているのは、私だけでしょうか?
 以上が、自然災害多発時代に最低限対処すべきことではなか。主に、住居に関してだけの言及でしたが、これからの時代を考えてもっと深く探っていくべきテーマと感じました。
 いかがだったでしょうか?