生産性を上げるためには環境整備をしよう!


書斎での仕事が集中できないので環境を整えることにする。まずはなぜ集中できないのかを考えてみることにする。
 気になっている点を一つずつ挙げてゆこう。まずは書斎で使っているpC用の椅子がしっくりこない点だ。肘置き付き、腰のサポート付き、リクラインイング機能付きであり、機能面に優れたものであり、価格も1万円ぐらいで購入したコスパの良いものなのだが、座り心地があまり良くないのだ。
 たぶん、普通の人にとっては特に違和感は感じない、それどころか良い椅子の部類入るように思うのだが、重度の腰痛持ちの私は椅子の相性で座っていられる時間が変わるほどデリケートな腰をしているので、相性問題は重要なのである。
 pC用の椅子の作りは悪くないのだが、作業用の椅子なので座る姿勢が前かがみになる特性があるために、腰痛持ちの天敵であるこの姿勢を長時間することが通常になっていることが、そもそも私には合っていないのだ。
 腰に掛かる負担は、座って前かがみの状態で最大になり、逆に後ろに反らせる姿勢になるほど負荷が減る。そのため私に合った作業用の椅子を選ぶなら基本的にリクライングの状態になっているいすを選ばなくてはならない。
 このpcの椅子もリクライングはできるのだが、椅子だけリクライングをしても他の作業環境が対応していないので、仕方なく腰の痛みを抱えながら仕事をしているのである。
 それを長年続けてきたが、痛みは増すし、座っていられる時間が少なくなってきたことを踏まえて腰に負担を減らして快適に仕事をするために、椅子をリクライングのローチェアに変更することにした。
 pc用の椅子では15分も仕事をすると腰が痛くて立ちたくなり、30分も座っているのがつらい状態であったが、変えてからは痛みは減り、前よりも長い時間座っていられるようになった。
 それでも座っているという状態が、腰に負担を掛けているのは変わらないので、連続して座っていると腰に鈍痛が起きるので、定期的に立ち上がっては腰のメンテナンスは必要になる。
 この椅子の変更で、前かがみの姿勢を止めているため、机を使えないので全ての作業を椅子に座った状態で行うため、ワイヤレスのキーボードを自分の膝や股の間に置き作業するスタイルになった。基本的な作業は全てキーボードで行い、時折、必要な時だけ机に手を伸ばしてマウス操作をするようなことで仕事をしている。
 変更して特に不具合は感じておらず、痛みが軽減されて座って仕事をするのに以前より集中できるようになったことは大きな成果だろう。
 もっと早くに環境を変えていれば良かったと悔やまれるぐらいだ。定期的に環境を見直して、改善をしていくことは必要な事だと改めて思った。
 次に行った環境整備は、照明を直接照明から間接照明に変更したことだ。以前は机に向かって仕事をしているので、手元を明るくしようとスポットライトを直接向けていたのを止めて、壁面に照明を向け間接照明にして光を和らげるように変えた。
 なぜそのように変えたかというと、単に机に向かって前かがみになって仕事している分には目線は下向きで上からの明かりに違和感はなかったのだが、リクライニングの姿勢での仕事では視線が上向きになり、スポットライトの明かりが直接向いていると明るすぎて眩しすぎて不快だったので、変更したということだ。
 手元の明るさはなくなったが、間接照明にしても見えなくなるほどでもないので、特に不満はない。それに上からの強い光を近くから浴びていた頃も多少視線を変える一瞬一瞬だけのことであっても眩しさを感じていて、若干の不快さを感じていたので、それが無くなったので良い環境整備ができたと思う。
 普段、見過ごしている些細だけれど不快に思っていることを、少し変えるだけで目に見えて不快感が軽減して生産性や集中力が増すのがわかるので、どれほど人は環境によって影響を受けるのかがよくわかった。
 生産性を手っ取り早くあげるには、環境整備をしてみるのは良い手なのかもしれない。能力をあげて生産性を高める手もあるが、それには時間が必要であり、労力も大きい。すぐに成果を求めるならば、環境整備がお手軽で早くて変化も確実である。
 生産性を上げたい人は、まず環境整備から取り掛かってみるのおはどうだろうか。  では、では、今日はここまで、で。。。