花粉症・風邪・まさかコロナ???


新型コロナウィルスの過渡期にあると言われてから、まもなく一週間が経過する。ニュースで見るコロナの感染者は日々増えているようだが、数字で見ると然程増えてはいない状態であり、今後もこの傾向が続くならば縮小傾向に向かうだろうと思う。
ただ今現在日本で実際に検査が行われている件数が少なすぎるので、その為に数字に現れていないという事が十分にあり得るので予断は許さない状況である。
世間のこの騒ぎの捉え方は日が経つに連れてエスカレートしてきていることを肌で感じるので恐ろしくなる。飲食店で誰かが大きなくしゃみや咳などしだすと皆、どこだ誰だと探し出し何も言わないまでも明らかな不快な表情を浮かべている様な光景は見かけるし、トイレットペーパー騒動に始まった様々な物品の買い溜め行動を見ても、人々の不安が日増しなっているように思う。
たぶん、世間の人の皮膚感覚でいうと隠れてコロナが蔓延している可能性を感覚的に察知しだしていて、遂に、自己防衛に入ったのではないかとも思えたならない。
だから、買い占め騒動などは、その様な人の防衛本能のなさせる行動であるとすると、すごく自然であり理性的には物品はあるとわかりながら買い溜めに入るのは、もしもの為という生存本能に抗えないからだろう。
世間の動きからこの騒動を眺めると、現実に差し出された理性的にわかる感染者数と言った数字よりも、日常に漂う雰囲気というか皮膚感覚というものの方が、人間は大きく影響されて現実を捉えるという事がよくわかった。
世間の反応が過剰反応であり、政府の出した数字が正しいければ良いと思うのだが、人が感じる感覚の方が正しいように感じるし、実際、正しいことも多いので人は不安になっているのだろう。