Audibleとは?
アマゾンのオーディオ・ブックのサービス(Audible)が新しくなりました。以前に無料の体験を経験していても、またお試しができるようだったので体験したので感想をお伝えしたいと思います。
まずはAudibleについてですが、アマゾンが提供しているオーディオ・ブックのサービスであり、ストリーミングかもしくは、ダンロードして聴くことができます。
Audibleは日本でサービスを始めた当初は聴き放題のサービスとしてスタートをしました。そして、次に聴き放題からコイン制に移行して、現在また聴き放題のサービスに戻ったというのが大きな流れです。
コイン制では、毎月の月額1500円を払うと1コインが付与されて、金額が何円のオーディオ・ブックでも1コインで買うことができ、所有することができるというシステムでした。また、もしコインで買ったが聴いてみても気に入らなかったら返品ができるといった救済措置もあるのが特徴で、基本的には読みたい本は月に一冊だけしか聴けず、他に毎月の無料本なるものや、オリジナルのポッドキャストが聴けるというもので、当初の聴き放題と比べると魅力に掛ける内容でした。
ところが、もう一度原点回帰というかように聴き放題のサービスとしてリニューアルされたので実際に体験してみることにしました。
1ヶ月試したみた結果
1ヶ月で聴いた本
- ジェームズ・クリアー式 福利で伸びる1つの習慣 9h18m
- ソロモンの偽証 第一部 事件 上 14h3m
- ソロモンの偽証 第一部 事件 下 13h2m
- ソロモンの偽証 第二部 決意 上 13h23m
- ソロモンの偽証 第二部 決意 下 12h50m
- ソロモンの偽証 第三部 法廷 上 14h1m
- ソロモンの偽証 第三部 法廷 下 11h36m
- [1巻]鹿の王1 6h53m
- [2巻]鹿の王2 7h8m
- [3巻]鹿の王3 5h55m
- [4巻]鹿の王4 7h27m
計11冊を聴きました。どれも面白くて最高でした。
これだけの本を1,500円で聴き放題はかなり良いサービスだと思います。
メリットとデメリットは?
【メリット】
- 12万冊の本が聴き放題で聴ける
- 英語のコンテンツが充実しているので、英語学習者には有用
- 聴き流しでさらっと本を理解できる
【デメリット】
- 全ての本が聴き放題ではない 有名な本は大体聴けない
- 聴き放題の本が12万冊だが日本語コンテンツは然程多くない
- 全ての本がオーディオ・ブックに適している訳ではない
- 登場人物がなかなか入ってこない(ネットで登場人物表などを見ないと人物を追っていけない)
- 図・表など入ったものはわかりづらい (PDFで図・表は見れるが)
ジャンル別、オーディオ・ブックの向き不向き
- 小説・ラノベなどの物語 オーディオ・ブック向き
- ノンフィクション オーディオ・ブック向き
- ビジネス書 図・表が多い学術的なものはオーディオ・ブック不向き
どんな人に向いているか?
- 英語学習者 英語の本が充実している
- ビジネス書を多読したい人 通勤中などにサラッと聴き流せる
- 小説・ラノベなどが好きだけど読む気力がない人 長編小説も苦もなく読破できる!
まとめ
Audibleのサービスはコイン制の時に比べて格段に使い勝手が良いものになっており、サブスクして損のないサービスではないでしょうか。
12万冊の本をいつでもどこでも聴けるのは、本当に魅力的ではないでしょうか。特に今回体験してわかったのは、長編小説が驚くほど簡単に読破ができる点です。宮部みゆきさんの長編小説6冊文も一週間弱ほどであっという間に聴いてしまいました。
長編の本を独力でもし読んだなら1ヶ月以上は掛かってしまうような量でも1.5倍速で聴くと本当にあっというまでした。このサービスを使えば、今まで以上に本を読めることは間違いないでしょう。
日頃、疲れて本を読みたい欲求はあるが、気力がついてこない人にはかなり良いサービスなんではないでしょうか。