どうして宅飲み禁酒を始めたのか?
私はお酒が好きだった。週に必ず最低2日は飲んでいて、大量に飲む日もあれば、連日飲むことも少なくなかった。
そんな私が、なぜ宅飲み禁酒を始めたのかというと、ついに健康診断の血液検査の数字が治療を開始するべきとする値になってしまったからである。
尿酸値とLDLコレステロールが高く、他にも数値が良くないのがあったが、特にこの2つの数値が良くなかった。
医師の勧めで甘いものやお酒を減らすように言われたので、これを機に宅飲み禁酒を始めようと決心したのである。
宅飲み禁酒とは、家で一人で飲む酒は止めようということである。なので、もし友達とかに誘われて飲みにいくという時には普通に禁酒はしない。
つまり、家の晩酌で一人で孤独に悪習慣的に飲むのを禁じたのである。
晩酌については、完全に習慣化されてしまっており、金曜・土曜などの週末の夜は、休み中だしと飲み。平日も、美味しいおかずや、何か辛いことがあっては飲みと、何かしら理由を付けては飲むという依存的で、中毒的な酒の飲み方をしていた。
この悪習慣化した状態では、健康状態の改善は望めないので今回、宅飲み禁酒を行うようにしたのである。
宅飲み禁酒のルールは?
- 家にお酒を置かない
- お酒を買わない
- 外食に出かけて、誰か友人とか他の人と飲むお酒はOK!
- 外食で一人で飲むのはNG!
- 家で家族と飲むのもNG!(家庭内で悪習慣化するのを防ぐ為)
宅飲み禁酒の利点は?
- お酒に費やしていたお金が浮く
- 健康状態が改善する
- 社交の場ではお酒が飲めるので、より社交的になる
成功した秘訣は?
- 強い動機づけ 治療を始める段階にまで数値が悪くなったことで強い動機づけになった
- 習慣の強化 禁酒を始めた日をGoogle Keepに書き込みピン止めしていつでも確認できるようにして、禁酒期間が日一日と積み上がってくのを確認できるようにした
- 習慣の置き換え 酒の変わりに食後の習慣としてホット麦茶や紅茶を飲む習慣にした
- 古い悪習慣に戻るハードルを上げた 酒を物理的に家に持ち込まないようにした
- 一時的な強い欲求からの回避 お酒を買いたくなってもその場では買わず、どうしても我慢できなかったらもう一度来ようと決めて一時距離をとることで強い欲求に打ち勝った
どんな変化が起きたか?
- 体重が3ヶ月の宅飲み禁酒で2キロ減量した
- 睡眠障害が改善して、睡眠の質が向上した
- 水分不足が改善して、尿の色が薄くなた、また、カチカチ便秘も改善した
- 何か美味しそうなおかずを見てもお酒の欲求に振り回されなくなった
その成功は理にかなったものだった!
アマゾンのオーディオ・ブックサービスのAudibleの無料体験時に聴いた、『ジェームズ・クリアー式 福利で伸びる1つの習慣』で学んでしったのだが、宅飲み禁酒でやった手法は悪習慣を良い習慣に置き換える上でとても理にかなった方法をとっていたようだ。
強い動機づけを持ったり、身につけたい良い習慣を強化する。悪習慣を良い習慣に置き換えたり、悪い習慣に戻るハードルを上げるなど、本書で記されているメソッドを知らずと使っていたようだ。
なので、宅飲み禁酒を3ヶ月続けてこれ、悪習慣を良い習慣に変えることができたのだと思う。
まとめ
コロナ禍で宅飲み需要が増えた等とニュースで見聞きしたりするが、私のようにこの時期に酒量が増えて健康診断に引っ掛かってしまった人も少なからずいるだろう。
宅飲みという習慣を自分の唯一の趣味とか楽しみなんだとしている人もいるだろう。
しかし、習慣的に一人でもくもくと飲むことはやはり健全ではないと私は思い直し宅飲み禁酒に踏み切りました。
結果は、現在約3ヶ月の禁酒に成功しており、順調に良い習慣化がされ、お酒に時間や精神を振り回されることがなくなりました。
お酒を飲むと気を紛らわせる効果は確かにあり、飲んでいる間は頭が働かなくなり認識や感情を鈍らせて現実感を忘れさせてくれるでしょう。
だが、それは一時でありその習慣の為に浪費されるお金や時間、健康といったものを考えると、飲酒という習慣は本当に危険な行為であると考えに至るようになりました。
もし、20代から飲酒の習慣をなくていたら、どれほどの金額、時間、健康が手に入ったのだろうと考えると、取り返しのつかないくらいにな絶望を感じますが、過去は変えられません。
変えられるのは今とこれからだけ。なので、これを機に宅飲み禁酒をしてお金と時間と健康を取り戻す習慣化を試してみてはいかがだろうか。