【薄毛との戦いの記録】湯シャン・水シャンに至る

 40代も半ばになると、頭髪の薄毛が気になるようになっている。頭髪の問題は20代から気にはなっていた。でも、20代は若さがあるから大丈夫と何もせず、30代になって薄くなり始め、焦って発毛剤などをつけるようになる、お金を掛けているがイマイチ効果が感じられないが、他に方法がないので不安から使い続ける日々が続く。


 40代になってますます薄毛になり、本格的にやばくなり、薄毛に関する情報を集めだし、シャンプーと薄毛の関係にたどり着き、安いシャンプーは洗浄剤が強く良い成分でない物が使われているというのを知った。良い成分で洗浄剤が弱く、オーガニックの天然オイルなどが多く含まれているものが良いということなので、沢山の高級シャンプーを試す道に踏み出す。

 

 数年間、高級シャンプーを使い続けるが、薄毛は改善しなかった。ただ、高級シャンプーで髪を洗うと天然オイルで髪をコーティングしてくれるせいか、安物シャンプーで髪を洗った時よりも髪質はよくなり多少太くなる。

 

 けれども、いくら天然成分といっても外部から脂を足しているので、髪を洗った日は良いが次の日の昼ぐらいには髪がベタついたり、油臭くなったりするのに悩まされる日々を送る。

 

 高級なシャンプーは弱い洗浄力で頭皮と髪を守りながら、天然オイルを足して髪に潤いをもたらす。しかし、外から足したオイルと自分が分泌する脂のダブルで髪がベタつき、脂で髪が束になり余計に薄毛が目立つ状態が我慢できずに高級シャンプーの使用を止め、安物のシャンプーに戻すことになる。けれども、高級シャンプーより若干は髪がベトつかない程度の違いで、どっちもどっちで、洗った次の日には髪がベトつく症状からは逃れられなかった。

 

 そうした薄毛とシャンプーに悩みながらいた時に、辿り着いたのが湯シャンという選択である。

 

 Youtubeで薄毛などで調べたら湯シャンに関する動画がでてきて、そこでその有用性を知った。体を洗剤で洗わない人がいるのは知っていたが、髪も同様にしてる湯シャンという作法をしている人がいることをこの時に知ったのである。

 

 髪をシャンプーで毎日洗うのが当たり前だと思って、そうした生活に慣れて普通だと思っていたのでかなりの衝撃はあった。体を洗剤で洗わない人は知っていたし、自分も実践していたのに、髪となると別だと思っていたので、かなり驚いた。

 

 実際に、湯シャンだけで髪を洗うことを試してみると、別にシャンプーなんていらないじゃないと思うくらいに普通に髪がスッキリしてちゃんと洗えた感が感じられ、不快にならないというのを知った。

 

 湯だけで十分汚れは洗い流せるとわかったので、継続することにし、湯シャンより高度な水シャンというのもあるのを知ったのでそちらも挑戦することにした。

 

 結果は、水シャンは確かに難関な洗い方だと実感した。まず湯シャンした時よりも髪や頭皮に脂っぽさが残ることに慣れることが必要になる。ぬれ髪の時に脂にコーティングされたじっとりと重さを感じる髪になりこれに慣れなければならない。

 

 髪を乾かすと特に脂っぽさは感じなくなり、自分から分泌された自然な脂でコーティングされた髪は張りがあり太くなったように感じるし、スタイリィングするといつもより薄毛が気にならなくなるほど見た目上の薄毛軽減効果がある。たぶん、髪が太くなって頭皮が目立たなくなっているのだと思う。

 

 湯シャン、水シャンどちらがいいかというと、たぶん頭皮の環境を改善させる上では、シャンプーを使っている時よりはどちらも同じくらいに良さそうである。

 

 ただ湯シャンだと、シャンプーほどではないが、やはり髪や頭皮の脂を取りすぎるみたいだ。洗い上がりはサラサラになり、脂を感じないのでスッキリはするが、翌日は取った脂の分、沢山脂が分泌されるので、シャンプーの時のように髪が脂っぽくなる。

 

 水シャンの場合は、脂を取りすぎないので、翌日も極端に脂が分泌されることないので、水シャンが一番自分には合っているように思う。

 

 あとは、実際に今後、頭皮環境が改善されて抜けがが減って、髪が増えることが確認できれば、ずっと続けて行こうと思っている。変化がでるまで最低3〜6ヶ月は掛かるだろうから気長に続けていくほかないが、水シャンにして頭髪の脂問題が解決したので、それだけでも十分やった価値があると思っている。

 

 Youtubeでも湯シャンで薄毛が解消された人は沢山いるみたいなので、どうなるかが楽しみだ。