内向的な自分の不安解消法

令和6年8月8日(木)16時42分、宮崎県日向灘を震源とする地震が発生した。
この地震が南海トラフの想定域内で起きたので普段より南海トラフ地震の発生の確率が相対的に高まったとのことが発表された。

私の性格は基本的に内向的で物事を捉える際に、常に悪いことが起こることを想定しやすい。だから、今回のような自体があると、南海トラフ地震が起こることを想定した行動を取らざるおえなくなる。

まずは南海トラフとはなんぞやと、どういったことが起こるのかを自分が納得いくまで調べなくては気分が落ち着かなくなる性分なのだ。

そしてある程度、情報が集まり状況を判断できると、やっと心が落ち着いて情緒的な不安を鎮めることができ、理性的な自分を取りどせる。

こんなだから、本当に様々なこと、大きいことから小さなことまで、そうなんだから他人からは神経質で細かく、気にし過ぎな性格とよく言われたりする。

自分でもこんな自分を変えたいと思ったこともあるが、これが自分の情報に対する生理的な反応の仕方なのだからしょうがないと諦めている。大抵、程度の差こそあれ内向的な人は物事を悲観的に捉えて、最悪な状況を想定して臆病になってしまうらしい。

世の中には大別すると内向型と外交型の二種類がいる。いつも内向的な訳ではなく、ある時は外交的になったりと、いつも固定しているものではなく、皆、どちらの面も持っており、状況によってどちらかに振れ、どちらかに振れやすい特徴を有しているだけなのだそうだ。

ならば、こんなどっちに振れるかわからない。自分で選んでいないのに、勝手に振れやすい方が決まっているという不確かさ、不自由さは、結局、自分ではどうしようもないのから悲観的でも、楽観的でもどちらでも構わないと理性的に決めておくのがいい対処方なのではないだろうか。

悲観的になりやすい人は、楽観的に捉える見方もあると言うことを、悲観的になった時に思い出すのが大事なのだろう。
 対応する物事にどちらの捉え方が有利に働くかなんていうのは、図りしれず結局運でしかないのであれば、理性的に両張りしておくのが賢い方法だと思う。
 
 ただ、あくまで理性の上でしか、両張りはできず、心まで変えることはできないので、内向的な人なら悲観的な思考を和らげる、晴らす対処法をもっておくのが重要になってくる。

私の場合は、それが兎に角、不安に思うことについて自分が納得するまで調べ尽くすという対処法だ。悲観的に物事を捉えても、その悲観の元になった物事の細部にまで理解を進めることで不安を払拭できる。

よく調べて知って理性的に納得すれば、大抵のことは不安がなくなる。もしも、内向的でいつも不安感に苛まれている人は、徹底的に不安を取り除くために、悲観的になる物事について調べつくしてほしい。きっと不安が解消されるはずだ。お試しあれ。