「あれ?話が違う…」と感じる記事が増えている
最近、ニュース記事を読んでいて、タイトルと内容が合っていないと感じることが増えてきました。
先日、Yahoo!ニュースで気になる記事を見つけて読んでみたのですが、内容がタイトルと大きく食い違っていたのです。
該当の記事のタイトルは
『第6波、減少ペース鈍化なぜ? 専門家が指摘する三つの理由』。
「三つの理由」とあるので、それぞれの分析が載っているのかと思って読み進めたのですが、実際に記されていたのは 一つの理由だけ でした。
Yahoo!側の問題?…と思いきや
最初は、「Yahoo!がクリックを誘うためにタイトルを変えたのでは?」と疑いましたが、調べてみると、配信元である西日本新聞の記事タイトルも同じものでした。
有料会員限定の記事かとも思い、元記事もチェックしましたが、全文無料で読める内容であり、やはり「理由は一つ」だけ。
一体なぜこんなズレた内容で、しかも大手新聞社が堂々と出してしまうのか?
編集や校閲の段階で誰もチェックしないのか?
読者を裏切るような内容になっているのに、そのまま公開される仕組みに疑問を感じざるを得ません。
これは「タイトル詐欺」ではないのか
「タイトルで期待させて、内容は空っぽ」という構図は、インフルエンサーの釣りタイトルだけでなく、いまや新聞社の記事にも広がっているようです。
読者が知りたいと思ってクリックした情報が、実は不完全だったり、事実と異なっていたりする。
そんな体験を何度も繰り返すうちに、「ネット記事ってどうせアテにならない」という不信感ばかりが残ります。
しかも今回は、匿名ブログや個人投稿ではなく、れっきとした新聞社の記事。
それでもこのような「タイトル詐欺」と言える記事が通ってしまうのは、もはや構造的な問題ではないでしょうか。
信頼と倫理観の崩壊?
これは単なる一記事のミスでは済まされない話です。
ネットメディアの信頼性向上が叫ばれて久しいですが、まだまだその道のりは遠いように思います。
もっと根本的な部分――たとえばプロとしての誠実さや倫理観のようなものが、失われつつあるのではないか。
この数十年の間に日本の経済力が落ち込んできたのと同じように、文化力や職業意識まで弱体化しているのでは?という不安を覚えました。
大げさかもしれませんが、「どこか日本という国そのものが劣化しているのではないか」とさえ感じてしまうのです。
最後に:読者との信頼を、誰が守るのか
私たちが情報を得るために頼るニュース。
その「信頼」を損なうタイトル詐欺的な記事が氾濫する状況は、情報リテラシー以前の問題です。
個人が気をつけるのにも限界があります。
だからこそ、プロとして記事を書く人たちには、自分たちがどれほど大切な「信頼」を預かっているかを、もう一度意識してもらいたいと願います。