なぜ僕は眠れないのか?「スマホ脳」が僕から奪ったもの

 


1. 終わらない不調と「スマホ脳」という言葉


最近、どうにも身体の調子が悪い。

特に、眠りが浅くて辛い日が続いている。夜中に一度目が覚めると、そこから数時間眠れない。小腹が空いて何かを食べ、またウトウトし始めても、結局寝られるのは明け方だ。

そんな不規則な生活を続けていたら、身体はどんどん重くなり、腰痛は悪化、体重も増えていく。まるで、不健康のスパイラルにハマってしまったようだ。

そんな時に偶然見かけたのが、「スマホ脳」という言葉だった。

スマホやパソコン、テレビから常に情報を受け取り続けることで、脳が過剰に疲れてしまい、集中力や睡眠に悪影響が出る現象だという。

「これだ……」

思い返せば、常にスマホを片手にニュースやSNSを追いかけ、YouTubeや動画を“ながら視聴”し、ゲームで時間を溶かす日々。

気づけば、1日中なにかの画面を見ていないと落ち着かない体になっていた。

僕の不調は、年齢のせいだけではなかったのかもしれない。



2. デジタル・デトックス、始めてみた


「このままではいけない」と、僕はスマホ脳から脱出すべく、いくつかの習慣を試してみることにした。

  • スマホゲームをやめる

  • SNS・ニュースは1日10分以内

  • 動画の視聴は夜のみ、時間を決めて

  • ポモドーロ・テクニックで、30分作業 → 5分休憩

  • 「5分間の何もしない時間」を意識的に確保する

これだけでも、頭が少し軽くなったような感覚があり、驚いた。

今までいかに脳に負荷をかけていたか、身をもって実感したのだ。

情報に触れすぎて、僕は自分自身に意識を向ける時間をほとんど失っていた。

ふとした空き時間には、すぐにスマホを手に取ってしまう。

誰かの意見や、流れてくるどうでもいい情報に意識を奪われてばかりで、自分の考えや感情をちゃんと感じる時間がどんどん減っていた。



3. 情報は“道具”であって、僕の中心ではない


スマホやパソコンは、便利な道具だ。

でも、本当に大切なのは、「誰かの投稿」でも「流れてくる情報」でもなく、僕自身の感覚や思考だ。

この数年間、僕はスマホに触れていないと“損をしている”ような気がして、必死に情報を追いかけていた。

でも、それっていつも外に意識が向きすぎていて、自分の心の声を聞く余裕がなくなっていたんだと思う。

情報に触れる時間を減らし、代わりに、ただ静かに座ってコーヒーを飲んだり、散歩をしたり、ノートに気持ちを書き出したりする時間を増やした。

そんな「情報を遮断して、自分と向き合う時間」こそが、今の僕にとって一番大切な時間だと感じる。

何もしない時間を恐れないこと。

情報よりも、自分の考えに耳を傾けること。

現実の中にある、手触りや匂い、音といった、五感で感じる日常をもう一度楽しむこと。



4. 読者へのひとこと・まとめ


僕の不調は、情報過多の「スマホ脳」が原因だったのかもしれない。

でもそれは同時に、**「そろそろ自分自身を大切にしなさい」**という、身体からのサインでもあったのだと思う。

もし、あなたも「最近、なんだか調子が出ないな」と感じているなら、一度スマホを置いて、静かに自分と向き合う時間を作ってみてはどうだろうか。

不器用な僕だけど、そんな小さなことから、自分自身を大切にしていけたら、それでいいんじゃないかと僕は思う。