「僕の身体は、いつからこんなに不器用になったんだろう」〜40代男性の睡眠と向き合う話〜

 


1. 眠れない夜と、午前3時のため息


ここ一週間ほど、どうにも眠れない日々が続いている。

仕事の関係で寝に入る時間が遅くなるのはいつものことだが、どんなに疲れていても、床に就いてからが長い。ゴロゴロと寝返りを打つうちに、ようやくウトウトし始めても、決まって30分ほどで目が覚めてしまう。

時計を見ると、まだ午前5時。

仕方がないので、ベッドから這い出して朝食をとる。空腹が満たされると、少しだけ気が紛れる。テレビをつけ、ぼんやりとドラマやアニメを観ながら、胃の中の苦しさが消えるのを待つ。そして、もう一度ベッドに戻るのだが、そこからやっと眠りにつけるのは、結局午前9時を過ぎてからだ。

そして、目が覚めるのは決まって昼過ぎ。

6時間ほどしか眠れていないのに、眠気はどこかに行ってしまっている。

こんな生活が続くと、身体は鉛のように重く、慢性的な疲労感が抜けない。

朝と夜が逆転した生活。それはまるで、僕の身体が僕自身の意志とは関係なく、勝手に動き回っているような感覚だった。



2. 若さで乗り切れない、不器用な身体


昔の僕は、多少の不摂生は「若さ」で乗り切れると信じていた。

徹夜をしても、食べすぎても、次の日には何事もなかったかのように回復できた。

でも、40代になった今は違う。

食事の時間や量を調整したり、昼寝を我慢したり、コーヒーを減らしたり。

以前なら効果があったはずの工夫も、今はまるで通用しない。

梅雨の低気圧や気温差にも、自律神経がついていけていないのがわかる。

体調がいつも優れず、明らかに不調だと感じるたびに、僕は自分の身体が、かつての僕とは違う生き物になってしまったような気がした。

歳とともに体感の温度が変わったのか。暑さや寒さに敏感になり、一日のうちに何度も「寒い」と「暑い」を繰り返す。

まるで、身体の中にいる温度調節のセンサーが壊れてしまったかのようだ。

男性にも、女性の更年期障害のようなものがあるのだろうか?と、真剣に考えた。

若さで強引にコントロールできた身体は、もういない。

これからは、意識的に、そして丁寧に、身体と向き合っていく必要がある。

そんな当たり前のことに、今さら気づかされている。



3. 完璧じゃなくていい、少しずつ向き合うこと


この眠れない日々は、いつまで続くのだろう。

そんな不安を抱えながらも、僕は心の中で淡い期待を抱いている。

梅雨さえ終われば、この不調も少しは改善するのではないか、と。

「しっかり眠らなきゃ」と焦るほど、プレッシャーに押しつぶされそうになる。

でも、考えてみれば、これまでも僕の人生は完璧ではなかった。

不器用で、うまくいかなくて、それでもなんとかやってきた。

今回の睡眠の問題も、きっと同じだ。

すべてを一度に解決しようとせず、小さなことから試してみる。

そして、うまくいかなくても、自分を責めすぎない。

自分の身体が、今、何を求めているのか。それに耳を傾ける時間だと思えば、この不調も少しは受け入れられるような気がする。



4. 読者へのひとこと・まとめ


歳を重ねて、身体の不調に悩むことは、きっと誰にでもあることだと思います。

特に、睡眠の問題は、日々の生活の質に直接関わるからこそ、辛いですよね。

僕もまだ、この不調から抜け出せていません。

それでも、「完璧な健康体」を目指すのではなく、今の不器用な自分と、少しずつでも向き合っていけたら、それでいいんじゃないかと僕は思うんです。

もし、あなたも同じような悩みを抱えているなら、どうか一人で抱え込まないでください。

梅雨のじめじめした夜には、温かい飲み物を一杯飲んで、ゆっくりと心を休めてみる。

そんな小さなことから、始めてみませんか?