「またやってしまった…」
マクドナルドでノマドワークをしようと意気揚々と出かけたある日。iPad、キーボード、iPhone──準備万端で、さあ仕事開始…と思いきや、テザリングがなぜか繋がらない。
電波は来ているのに接続エラー。なぜ? どうして? 私は20分近くを、繋がらないブラウザを何度も開いたり、LINEを試したりして無駄にしてしまいました。後になって思えば、端末の再起動を最初に試していれば数十秒で解決したかもしれないのに。
これは、今回が初めてではありません。似たようなこと、何度も繰り返してきたのです。
【気づき】
人は「知っている正解」より「慣れた失敗」を選びがち
失敗を通して改めて実感したのは、
人は「正しい方法を知っていても、いざというときにそれを思い出せない」
ということ。特にイライラしていたり、焦っているときは、過去に成功した“かもしれない”方法にすがりついてしまう。
でも、その成功体験って本当に「正解」だったのでしょうか?
今回でいえば、過去にたまたま何度かページをリロードして繋がった経験があった。だから今回もそうなると思い込んで、非効率なやり方を繰り返してしまった。でもそれは再現性のない一時的な成功で、合理的な方法ではなかったんですよね。
【教訓】
「失敗パターン」を学びに変えるには?
では、どうすれば同じミスを繰り返さなくなるのでしょうか。ポイントは次の3つにまとめられます。
① 失敗を“記録”する
→ ただ落ち込むのではなく、何が問題だったかを文章にして残すことで、記憶が強化されます。
今回のように「再起動すればよかったのに、試さなかった理由はなにか?」を言語化すると、同じ場面での判断が早くなります。
② “なんとなく成功した体験”を疑う
→ 成功体験でも、再現性がない方法はハックではありません。うまくいった「理由」が説明できないなら、それは「たまたま」です。
③ 正しい手順に“感情”を紐づける
→ 「うまくいったときの爽快感」や「スムーズに作業が進んだ気持ちよさ」を意識的に記憶する。人は感情で動く生き物なので、これが意外と効きます。
【まとめ】「失敗しない方法」ではなく、「失敗を次に活かす力」
人間は本能的に慣れた方法を選びます。だから、正しい対処法を“知っている”だけでは足りない。
それを“思い出せるように訓練”し、“自然と選べるように設計”していくことが、成長ということなのかもしれません。
次に同じような場面がきたら、「あ、前も同じことでハマったな」と思い出せるよう、今のうちにこの失敗をしっかり焼きつけておこうと思います。
こうしてみると、たわいのないトラブルも、意外と深い学びになるものですね。
